批判される日本の温暖化対策
- 2020.01.31
- コラム
パリ協定の日本目標
昨年12月2日から15日にかけて、
気候変動枠組条約第25回締約国会議(通称:COP25)がスペインのマドリードで開催されました。
COP25の議論の目的としてあるのが、
地球温暖化対策の国際的な枠組みとして協定が結ばれた「パリ協定」の目標達成があります。
今世紀後半に世界の温室効果ガスの排出を実質ゼロに、
そして産業革命以降の世界の気温上昇を2度未満、
もしくは1.5度に抑えることを世界160カ国が目指しています。
日本では、2030年までに、2013年比で温室効果ガス排出量を26%削減することを目標としました。
しかし、グテレス国連事務総長は、各国がより高い目標を掲げるよう求めているにも関わらず
「日本の比較基準は後ろ向きである」と批判しました。
さらに、COP25に話を戻しますと「地球温暖化対策を妨げている」として、
我が国は最も不名誉な「化石賞」をNGOから受賞してしまいました。
世界から見て、日本の温暖化対策は不十分であるということが、改めて世界に露呈したのです。
目標達成のための解決策
さて、これら解決に必要となってくるのが、太陽光発電システムです。
というのも、現存する発電機器の中で、誰にでも無償で降り注ぐ日光だけで電気を産み出し、
家庭内のエネルギーを賄えるものは、太陽光発電だけだからです。
屋根形状や隣接建物の立地条件、気候によっては導入困難な住宅もあるかもしれません。
しかし、遅かれ早かれ半数以上の住宅屋根に太陽光発電システムが搭載され、
電気を買わず、必要な電気は自家発電で賄うという時代が近づいています。
当社のコラムを読んで頂いているということは、
何かしら太陽光発電や蓄電池に関心を持たれたということだと思います。
太陽光発電普及の重要さを少しでも解って頂ければ、嬉しく思います。