令和5年度の補助金の内容がわかっちゃう?!
- 2022.12.26
- コラム
補助金が使えるまでの流れは?
住宅を建てる時、太陽光発電やV2Hなどエコな設備を導入する際など、国からの補助金はぜひ活用したいものです。とはいえ「なかなか、調べ方がわからない」という方も少なくないでしょう。実は、前年から補助や支援するための予算計上が、省庁で行われています。例えば、令和5年度の概算要求額と内容は既に見つけることが出来ます。この概算要求とは、日本政府の各省庁が財務省に対し、翌年度の政策を実行するために必要なおおまかな予算を要求することです。これらが閣議決定されたのちに、来年春以降に正式な補助金や支援策として、国民は利用することができるというわけです。
「住宅・建築物におけるカーボンニュートラルの実現」の予算額と内容
これは2050年のカーボンニュートラル、30年度の温室効果ガス46%削減を実現するために、住宅と建築物分野の省エネ対策の強化、木材の利用を図るものです。この中には、家を建てて、住んで、取り壊すまでにプラスマイナスでCO2を排出しない住宅であるLCCMの整備支援、またフラット35における省エネ基準適合の融資要件化、加えて昨年度からの継続となりますが、公営住宅のゼロエネハウス(ZEH)化への支援、中小工務店によるZEHなどへの整備支援が挙げられています。また、リフォームでも省エネや再エネ導入への支援が見込まれています。国土交通省の予算概算要求額は住宅・建築物カーボンニュートラル総合推進事業としては、381億円規模にもなります。
一方で、環境省でも戸建ZEHの支援として65億円規模を次年度に要求しているようです。
今後の見通し
このように概算要求は毎年夏頃にある程度出てきます。気になる方は、国土交通省や環境省、経済産業省のHPから検索してみるのもよいかもしれません。
補助金の種類は様々ありますので、当社で取り扱っている補助金関連について教えてほしいという場合は、当社にお気軽にご連絡ください。