孤立住戸を救う太陽光発電
- 2020.07.31
- コラム
今年も大水害により、大変な被害が起こりました。
7月初旬に九州全域を襲った記録的な豪雨は、熊本県を中心にたくさんの方々の命を奪いました。
しかも、今回は新型コロナウィルスの蔓延する中ということもあり、
被災地や避難所では、被災者はもちろん支援者にも緊張が走る局面となっています。
まずは、被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
水害による影響と避難について
今回、熊本県の球磨川では、河川の氾濫により対岸に渡るための橋が倒壊・山崩れによる土砂の影響で、多くの住戸が孤立することとなりました。
一部のニュースでは、深夜の避難勧告ということもあり、夜間に増水は続き逃げ遅れた方がたくさんいたとも報じられています。
まず前提として、自治体が示す避難指示に従って、指定の避難所に向かうことが大切です。
しかし、今回のように万が一逃げ遅れや避難所に向かうことが出来なくなった場合、
命の危険がその場に迫っている時には、その場その時で最も安全な場所に向かうことが求められます。
地震や津波・洪水など災害ごとに、避難の判断や方法を紹介しているサイトを見つけましたので参考に。
▼引用元:\いざというとき役立つ/防災サバイバル
発災直後に身を守る行動編
そんな時こそ孤立住戸を救う太陽光発電
それでも、もし住宅が孤立してしまったら。
そして家庭に電気と水、ガスが来なくなったら・・・。
上記のライフラインの供給がなくなっても、救助が来るまでは生活を続けなければなりません。
水害による浸水で使えなくなる機器もありますが、住戸は無事でライフラインが止まってしまう可能性もあります。
そんな時、太陽の光さえあれば、太陽光発電は孤立する生活を支えてくれます。
さらに蓄電池もあれば、冷蔵庫やエアコン、キッチンまで動かすことが出来ます。
エコキュートがあれば、タンクの水でトイレや風呂などはしばらく利用できます。
太陽光発電とオール電化機器の相性の良さが効いてくるのです。
まとめ
当然、避難の準備は事前に用意しておくこと、避難所を把握しておくなど、常日頃からの心構えが大切です。
ただ、今時期のように流行病で避難所や宅外に出ることが憚られる場合、自宅をシェルターとして考えている場合には、太陽光発電と蓄電池は欠かせない設備となります。
停電時にしっかりと住宅内に電気を供給し、不自由なく日々利用する電気機器を活用し、安心して救助を待てる住戸づくりは、災害大国ニッポンでもっと普及して良いと思うのです。