京セラ蓄電池 停電時の使い方(自立運転)
- 2019.10.09
- メンテナンスブログ
停電時の使い方(自立運転)
「系統」側になっている場合は「蓄電」側に切り換えてください。
停電が発生した場合、太陽光パワーコンディショナの「取扱説明書」に従って、太陽光発電を自立運転に切り換えてください。
蓄電システムは特別な操作は必要ありません。
停電時の室内リモコンの表示は下図のようになります。
▼停電時のリモコン表示
※停電時の動作中に太陽光パワーコンディショナ「EO」あるいは「STOP」などの点検コードを表示する場合があります。
その場合は、太陽光パワーコンディショナの「取扱説明書」に従って、太陽光発電を再度、自立運転に切り換えてください。
停電時の家電製品の利用について
特定回路の定格出力は、2000VA(目安:2000W)です。
電気の使い過ぎや使用中の家電製品の特性により、特定回路で定格(2000VA)を超える電力を使用されると、
内部の安全装置が作動し、室内リモコンにメッセージを表示して、特定回路への給電を停止します。
下記の家電製品は、特定回路への接続を避ける、または注意してください。
※注意※■途中で電源が切れると困る家電製品は接続しないでください。
■突入電流が大きい家電製品は一部動作しない場合があります。
■消費電力が大きい家電製品を利用する際には、動作させる前に、他の接続している家電製品を減らす等、
特定回路の定格を超えないように工夫してください。
太陽光発電連携時の定格は1500VA(目安:1500W)になります。
■もし、安全装置が作動してしまった場合は、リモコンのメッセージに従って、接続している家電製品の数を減らして、システムを再起動させてください。
■エアコンやIHクッキングヒーターなどの200V家電製品使用できません。
▼下記の家電製品は最大23時間利用可能(※)です。
接続家電製品例)
- 冷蔵庫:120W
- 液晶テレビ:170W
- リビング用LEDシーリング照明:100W
- ノートパソコン、ルーター等:30W
- 携帯電話充電(2台):10W
⇒合計:約430W
※おおよその目安です。
実際のご使用では、蓄電池の充電量、その他の条件で変わります。
停電時の蓄電池の設定について
停電した時のために、蓄電池の非常用設定(残量の下限設定)が可能です。
詳細は下記をご覧ください。
▼蓄電池の非常用の設定について
京セラ/nichicon 蓄電池残量下限の設定方法