スマートスター:運転モードについて
- 2019.10.09
- メンテナンスブログ
スマートスター:運転モードについて
蓄電システムには「ピークシフトモード」、「ピークカットモード」、「バックアップモード」、「HEMSモード」と、
停電時に自動的に切り替わる「停電モード」の5つの運転モードがあります。
各運転モードについて
ピークシフトモード
充電時間に充電、放電時間に放電という動作を毎日自動的に行うモードです。
平時は「ピークシフトモード」でご使用ください。
電気料金が安くなる時間帯に充電時間を設定、電気料金が高くなる時間を放電時間に設定することで電気料金を節約することが可能となる場合があります。
ピークカットモード
電力会社からの購入電力が設定されたピークカット電力に近づくと放電を開始し、購入電力が減ると放電を停止し、設定されているピークカット電力の範囲内で充電が行われます。
充電と放電は充放電時間設定に関係なく行われ、太陽光発電の余剰電力も充電に使用されます。
時間帯により電気料金が異なる場合でも、単価が高い時間帯に充電が行われる可能性があります。
蓄えられた電力を使い切った場合にも電力ピークを抑えることができなくなります。
バックアップモード
電力を蓄えた状態で待機するモードです。
電池残量が少ない場合は充電時間に関係なくすぐに充電を始めます。
蓄電システムを非常用電源として使用する場合に設定するモードです。
充電する時間帯によっては、単価の高い電力で充電することがあります。
充電には一定の時間がかかります。
計画停電に備えて「バックアップモード」で使用する場合、計画停電開始5時間前をめやすに時間的余裕をもって「バックアップモード」に変更してください。
太陽光発電システムを接続している場合、発電した電力を充電に使用する場合があります。
※「バックアップモード」は、停電発生もしくは「ピークシフトモード」、「ピークカットモード」、「HEMS」に変更するまで放電は行いません。
HEMSモード
HEMSコントローラから充電や放電の制御を行う場合に設定するモードです。
蓄電システムの充放電をHEMSコントローラで変更できます。
※HEMSモードに設定中は充放電時間設定による充電動作や放電動作は行われません。
スマートスターのその他
スマートスターの気になる各種設定やワードについて、詳細は下記をご覧ください。
- スマートスター:電気機器との接続について
停電したら電気機器はどうなるの?
停電した場合、普段通り電気機器は使えるのでしょうか?
「一般負荷」「特定負荷」って何?
いざという時に出てくるあれこれについてまとめました。
- スマートスター 蓄電池残量下限の設定方法
停電したときのために、蓄電池の残量下限の設定が可能です。
いざというときのために、設定を見直しておきたい方は是非ご覧ください。