東芝 停電時の使い方(自立運転)
- 2019.10.09
- メンテナンスブログ
停電時の操作について
運転終了の仕方
【運転 切/入】ボタンを3秒間長押しする
画面表示はすべて消え、運転を終了します。
(押した時間が3秒より短い場合、操作は無効となり、運転は終了しません。)
再び運転をはじめるには、「運転 切/入」ボタンを押してください。
停電が続いている場合の運転は、「停電発生時」か「停電時の充電」のいずれかから再開します。
停電からの復帰
停電から復帰すると、下の表示画面になり、電力会社の系統に接続されます。
約300秒後に、自動的に停電前の状態に戻ります。
- 復帰の際、停電自立運転から電力会社の系統に切り換わるときに、一時的に選定負荷に通電されません。
ビデオ機器やパソコンなどの記録機器の使用の際は、ご注意ください。 - 太陽光発電システム併設時は、太陽光発電システム自立運転から系統運転に切り換えてください。
停電時の自立運転について
停電発生時に充電・放電を行います。
停電時は「おまかせ」運転、「おこのみ」運転はできません。
また、「おまかせ」、「おこのみ」、「放電」のボタン操作は、受け付けません。
「充電」のボタン操作は、太陽光発電システムが併設されているときにのみ使用できますが、それ以外では、使用できません。
停電発生時
停電が発生すると、停電から約3秒後に停電自動放電モード画面が表示され、自動的に自立放電を行い選定負荷に通電します。
- 停電が発生し停電自立運転になるまでの間(約3秒間)は、特定負荷に通電されません。
ビデオ機器やパソコンなどの記録機器を使用の際は、ご注意ください。 - 「使い切り」に設定した場合の自立放電は、電池の残量がなくなるまで放電を行います。
残量がなくなると、コントローラから「ピー」とお知らせ音が1分間鳴り、運転を終了します。
この場合、系統が復帰するまで運転できません。
なお、コントローラのいずれかのボタンを押せばお知らせ音は止まりますが、それ以外のボタン操作はできません。 - 自立放電を終了したい場合には、「運転 切/入」ボタンを3秒間長押ししてください。
お願い
停電時に蓄電システムから選定負荷に放電できる電力は、最大2kWです。
この電力を超えて電気機器を運転すると、動作が止まります。
また、電気機器によっては、電源投入時に大きな電流が流れる場合があるため、機器が使用できなかったり
一時的に不安定な動作になることがあります。
このようなときは、使用している電気機器の数を減らしてください。
今後のために
停電した時の蓄電池の設定が可能です。
(残量の下限を設定します。)
詳細は下記をご覧ください。
▼停電した時の蓄電池の設定について
東芝 エネグーン 蓄電池残量下限の設定方法