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実は受付締切が迫る、今年度買取価格適応の太陽光発電

2020.10.15
コラム

実は受付締切が迫る、今年度買取価格適応の太陽光発電

実は受付締切が迫る、今年度買取価格適応の太陽光発電

今回は意外と知られていない『FIT認定』についてお話ししたいと思います。

「太陽光発電をつけたい!」とお話を進めていく中で、
そもそも設置出来るのか?と同じくらい重要なのが、10年間の売電単価、コストシミュレーションに影響する『FIT認定』です。

FITとは?

FITとは、Feed-in Tariffの略で固定価格買取制度のことを指します。

国は2012年に、主に太陽光などで生み出された自然電力エネルギーの買い取りについて価格単価を決めた上で、設備所有者が電力会社にその自然電力を売ることができる法律を定めました。
その制度をFITと呼びます。

そして、その制度に則り、太陽光発電が生んだ電力を買電するために、所有者は認定を取得する必要があるのです。

買取価格は算定委員会により毎年異なって(下がって)いるため、認定を取得した年度の買取価格が住宅用であれば10年適用されます。

つまり、年々下がる買取価格であるため、太陽光発電を設置しようと考えている人は、出来るだけ早く認定を取得し、買取単価の高い現在の『FIT認定』を取得するべきなのです。

この認定が次年度のものになってしまうと、売電できる期間の10年間で大きな損失となってしまうのです。

過去の価格を見ると一目瞭然ですが、2012年は42円/kWhだった買取価格が、
近年では17年度28円/kWh、18年度26円/kWh、19年度24円/kWhと下落し、
今年度2020年度には21円/kWhとなっています。

例年通りの下げ幅で見ると、2021年度には20円を下回ることも否めません。

FIT認定の申請期限は?

さて、今回のコラムのポイントですが、このFIT制度、つまり買取価格の決定は年度単位でありながら、『FIT認定』は1月初旬を持って締め切られてしまうことに注意が必要です。

経済産業省 資源エネルギー庁 新エネルギー課
2020 年度中の FIT 認定の申請にかかる期限日について(お知らせ)

上記の経済産業省サイトによると、2020年度の買取価格で住宅用、10kW未満の太陽光発電設備を新規で申請の期限日は2021年1月8日(金)となっています。

申請時の注意点

また、一般的に当社のような太陽光販売店が申請は代理で行いますが、「電子申請を原則とし、万が一紙申請となる場合は、手続に時間を要しますので、上記期限日に関わらず、申請紙申請の持参は受け付けない」旨も記載されています。

さらに、「今後、新型コロナウイルス感染症の感染拡大等の情勢の変化が生じて取扱の変更を 行うこととなった場合には、別途ご連絡いたします。」と追記されているものの、
「上記期限日までに申請書等が適切な担当部署に到達しなければ、今年度中の案件として認定することはできません。期限日超過・不達の理由による例外は一切ありませんのでご注意ください。」と受付にはしっかりとした条件が明記されているのです。

これに合わせて『FIT認定』には、電力会社との接続同意書類の提出も申請と同時に必要となります。

電力会社との接続同意の締結が条件となるため、これらを勘案すると、
年内の認定取得を目指すのであれば、お客様はできる限り早く太陽光の販売会社と設置計画を完成させる必要があるのです。
(販売会社は、お客様の承諾なく勝手に容量や工事日を決め・申請することができないため)

まとめ

新日本住設グループでは、可能な限りお客様の希望する買取価格で認定を取得できるように努めて参りますので、
ご検討中のお客様は下記よりご連絡ください。

TEL:0120-560-770
営業時間|9:00~17:30(土日祝除く)

メール問い合わせはこちら

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