住宅モデルが省エネ大賞に選出!
- 2022.01.15
- コラム
新たな年が始まりましたが、1月上旬に本州の南岸を低気圧が通過したことから太平洋側では予期せぬ大雪が降り、関東地区では大雪警報が発表されました。東京では4年ぶりの警報発令となったようです。
冬型の気圧配置が強まる中寒さが本格化していますが、東京23区内で1センチ以上の雪が降り積もり幻想的な景色を見せる一方で、交通網は乱れ、また怪我人も多く出てしまいました。
まだまだこれからの季節は、地域によって大雪が予想されます。積雪地域にて太陽光発電を設置されている皆様におかれましては、雪降ろしなど無理のないよう十分気を付けてください。
省エネ大賞とは?
ところで、洗濯機やエアコン、LEDライトなど、家電量販店で見かける商品に『省エネ大賞』のロゴを見かけたことはありませんか?これは国内の企業・自治体・教育機関等に対して優れた省エネ推進の事例や省エネ性に優れた製品・ビジネスモデルを表彰するもので、同大賞を選定する一般財団法人省エネルギーセンターは昨年12月22日に21年度の受賞者を発表しました。
大きなトピックスとして、今回から新たに「ゼロエネルギーハウス」や「ゼロエネルギービルディング分野」、「省エネコミュニケーション分野」がで省エネ事例部門賞、製品・ビジネスモデル部門賞が登場しています。
住宅会社では、積水ハウスや積水化学工業、パナソニックホームズなどのハウスメーカーをはじめ、有力な地域ビルダーが省エネルギーセンター会長賞を受賞しています。
このほか機器メーカーでは、一条工務店と住宅用加湿機能付き熱交換型換気システムを開発したパナソニックや、寒冷地向けハイブリッド冷暖房・給湯システムを展開するリンナイやコロナ、換気機能搭載の家庭用エアコンのテーマでダイキン工業などが同じく省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。
▼引用元:一般財団法人 省エネルギーセンター
2021年度(令和3年度) 省エネ大賞 受賞者一覧
これからの省エネ
これまで省エネ大賞といえば、製品やビジネスモデルでの認知が一般的であったと思いますが、今回住宅モデル等にも賞が授与されたことは、住宅業界ではセンセーショナルな出来事です。これにより、一般の方々にも住まいにおける省エネ観点の必要性が広く周知されることになりそうです。
そして新築や既築問わず、太陽光発電システムは創エネ設備として住宅になくてはならない存在です。今年も環境に優しい太陽光発電の普及に取り組み、お客様の生活に少しでもプラスになれるようなあらゆる事業活動に励みたいと思っております。