自立運転確認方法:長州の場合
- 2021.10.27
- メンテナンスブログ
自立運転について
停電時の使い方(自立運転への自動切り換え)
停電などで電力会社からの電力供給が停止すると、自動で連系運転から自立運転に切り換わるため、
お客様での切り換え操作は必要ありません。
(メイン画面に「自立」と表示され、自立運転に切り換わっているかを確認してください。)
自動で切り換わらない場合は、蓄電池ブレーカのレバーを下げてください。
停電時に使用する場合のご注意
特定負荷用分電盤または特定負荷用コンセントには、突然停止しても安全性に問題がない電気製品を接続してください。
下記の電気製品は特定負荷用分電盤または特定負荷用コンセントに接続しないでください。
- すべての医療機器
- 灯油やガスを用いる冷暖房機器やヒータを持つ機器
- デスクトップパソコンなどのバッテリを持たない情報機器
- その他、途中で止まると生命や財産に損害を及ぼす機器
特定負荷用分電盤または特定負荷用コンセントに接続している電気製品の合計消費電力は、2000VAの電力が供給されない場合があります。
電気製品によっては定格のワット数(W)以上の電力(VA)を消費するものがあります。
そのため、定格のワット数(W)が「2000」以下であっても使えない場合があります。
特定負荷用分電盤または特定負荷用コンセントに接続する電気製品を安定してお使い頂くため、
また停電時により長い時間お使いいただくため、接続する電気製品の合計電力(W)は500W程度に抑えることをお勧めします。
停電時:特定負荷用コンセントに接続した電気製品が使えない場合
特定負荷用コンセントから外してください。
停電時:特定負荷用分電盤に接続した電気製品が使えない場合
電気製品が接続されている分岐ブレーカーを「オフ」にしてください。
蓄電池の電池残量が残り少なく放電できない場合
表示部に「放電停止SOC到着」のお知らせが表示されます。
蓄電池の電池残量が0%になると、表示部に「蓄電残量低下(停電時)」のお知らせが表示され、約30分後にシステムの電源が切れます。
システム併設 蓄電池の電池残量が0%になっても、下記の設定条件を満たしていれば、
太陽光発電している場合は蓄電池に充電することができます。
- 停電時モードの設定が「太陽光給電」もしくは「自動」
- 停電時充電電力の設定が「OW」以外(初期値はOWです。設定を変更する必要があります。)
システムの電源が切れた場合
復電後に再起動します。
長期に渡ってシステムの電源が切れた場合は、再起動後に日時設定画面が表示されます。
再設定を行って下さい。
自立運転が自動的に停止した場合
掃除機や冷蔵庫など、電流が急激に流れる機器を使用すると、保護機能が働いて運転が停止することがあります。
運転が停止した場合は、特定負荷用分電盤に接続している機器の一部を停止し、消費電力を少なくしてください。
(システム併設 停電時モードが「太陽光給電」もしくは「自動」に設定している場合は、
停電時充電電力の設定を小さな値に変更してください。)
復電時には(連系運転への自動切り換え)
復電すると自動で自立運転から連系運転に切り換わるため、お客様での切り換え操作は必要ありません。
(メイン画面に「連系」と表示され、連系運転に切り換わっているか確認してください。)
システム併設 ソーラーパワーコンディショナの連携運転への切り換えについては、
ソーラーパワーコンディショナに付属の取扱説明書をご確認ください。
リモートコントローラの表示部に「運転を開始します。決定ボタンを押してください。」と表示されている場合は、
決定ボタンを押して、連系運転への切り換えを行ってください。